若かりし頃、浦沢直樹さんの人気漫画『MONSTAR』にハマっていた時期がありました。漫画の舞台はドイツを中心とした中欧諸国。その影響もあって過去に行ったことがある国の殆どが中欧の国なのです。
漫画の世界観がめっちゃ好きで、なんでこんなに惹かれるのか考えて見ました。この漫画、ざっくり言えば、無実の罪を着せられた天才日本人医師の逃亡劇(目的は逃げることではないけど)なのですが、逃亡の過程で中欧諸国の様々な街や人や食べ物が登場するのです。それがなんとも魅力的で、いつかこの国に行ってみたいと思うようになりました。
そんなわけで、中欧の雰囲気ハンパない街3選。
ドイツ/ハイデルベルグ
生まれてはじめて行った国がドイツで、生まれてはじめて観たザ・中欧の街がハイデルベルグ。ちなみにMONSTERの舞台もドイツが中心でたしかハイデルベルグも登場したと記憶しています。ハイデルベルグは古城と印刷で有名な街。これでもかってくらい中世の雰囲気が漂う街並み。「漫画の世界やん」って言いながらはしゃいでいたのを覚えています。小高い場所に街のシンボル・ハイデルベルグ城があって、そこから見下ろした煉瓦色の屋根が広がる景色が忘れられません。
チェコ/チェスキークルムロフ
MONSTERの重要な舞台のひとつにチェコ・プラハのカレル橋があります。チェコにはプラハ目的で行ったのです。でも、ついでに訪れたこっちの方が記憶に残っているのです。プラハからバスで3時間くらいかかるのでちょっとダルかったけど、到着した瞬間に心を奪われました。ザ・おとぎの世界。「時間止まってはるやん」って言いながらはしゃいでいたのを覚えています。旅行前に調べたところチェコ自体が「世界一美しい国」とされているらしく、チェスキークルムロフは「世界一美しい街」と称されているらしい。いやいやそれは言いすぎでし!ょっと疑っていたけど、到着した瞬間、「これは世界一やわ~」ってうなずいた。没入感が半端ないです。
ハンガリー/ブダペスト
正直に言うとブダペストを、ハンガリーを侮っていました。中欧周遊ツアーだったからしょうがなく行ったのです。オプションの「ドナウ川ナイトクルーズ」も暇そうだから申し込んだだけなんです。でも、ここの夜景、ほんとやばい。「ドナウの真珠とか異名が大げやねん!」って思ってたけど、なんかもうほんと、すごいフォトジェニック!こんなにキラキラする必要ある?ってくらいキラキラ感が眩しすぎてナイトクルーズなのにサングラスが必要なくらいです。冗談です。
今週のお題「行きたい国・行った国」