2016年。買って間もないiPhone7Plusを落としてしまい画面にヒビが入った。以来、ぼくはスマホケースは手帳型派だった。
でも、ここにきて在宅ワークの頻度が増え外出機会が激減。自然、スマホを落とす危険性も減少して、最近はずっと手帳型のデメリットばかりが気になっていた。
手帳型のデメリット
①重い
②フタ部分の開閉がめんどい
③片手で操作しにくい
家の中で寝転びながらスマホをいじるなら断然ケース型だ。そんなわけでコレを買った。
ずっと手帳型派だったから知らなかったけど、カバー型でもカード収納できるのが嬉しかった。在宅増加と言えど月に数回は出社するので、定期券はスマホケースに忍ばせたい。本当は新幹線のスマートEXカードも入れたかったけど、2枚収納は厚みが出ちゃう。何より最近出張ほぼ無いからEXカードは持ち歩く必要がないのだ。
カバー型、軽くてすっごい便利。
でも手帳型に慣れていたからだろうか、特に外出時に落としやしないかと少しざわざわする。伸ばした髪を冬場にばっさり切った時みたいに、襟足あたりが多少ガードがゆるい気がするのだ。
とにかく、いまや完全なカバー型派。
そんな風にスマホケースについて思案していると、何年か前に新入社員の子と「スマホケースは手帳型orカバー型」で激論したのを思い出した。新入社員なのになかなか芯の通ったやつで、最後まで「断然カバー型」のスタンスを崩さなかった。
当時のぼくは手帳型の急先鋒。彼とはガチガチやり合ったけど、その新人らしからぬ頑固さがぼくは意外と好きだった。
それから3年位いっしょに仕事をして彼は会社を辞めてIT関連の企業に転職した。つい最近、IT関連のニュース記事でその子が「企業YouTubeチャンネルの運用ノウハウ」みたいなテーマでインタビューされていた。
あいつ頑張ってる。ちょっと嬉しかった。結局スマホケースも彼が言う通りカバー型のが便利だったし。
知り合いの若い子の活躍は嬉しくもあり、多少ざわざわするけれど、とりあえずぼくは2度とiPhoneの画面を割らないように頑張る。