ワイツーブログ

好きなことや楽しいことをワイワイと書き記します。

【お題】春を感じるプチイベント

 

テーマ的には「小さい春」ですが拡大解釈して「お!そろそろ春じゃん」と感じた瞬間についてヒトネタ。

 

少し趣向を凝らし、我が家で春を感じるプチイベント3選について書きます。

 

■通勤定期の更新

ぼくの定期代は毎年2月と8月に会社から振り込まれます。だいたい8万くらい。2月になると突然給料が増えているのに1瞬びっくりするというのがこの時期の恒例行事です。2月支給、定期更新が3月。この一連の流れがあると「あ、そろそろ春だな〜」って感じます。ちなみに定期購入に行列ができているのも春というか新生活シーズンの風物詩。あと大学生っぽい人たちが春休みで朝の電車から消えるのも季節感ありますよね🌸

 

 

自動車保険の更新

これもたまたま更新時期が3月ってだけなんですが、この時期の恒例行事になってます。今年の走行距離を確認するたびに「おっと、今年はあんまり走ってないな、てかそう言えば、そろそろ春だな」って妻と話をしている気がします。ちなみに今年も無事故無違反でゴールド免許も更新です😏

 

 

■ホワイトデーのお返し

最近気づいたのですが、ホワイトデーあたりの時期が一番春の訪れを感じます。お店には春を意識した商品がオシャレに並び、店内の販促物はもれなく薄ピンクに染まる。お返し品を選びながら「あー春だな」ってちっちゃくつぶやくのが恒例です。ちなみに昨日お返しを買いにデパ地下に行ったらあり得ないくらいの混雑っぷりでびっくりしました。ここだけの話、実はけっこうストレスなので14日とか決め打ちにせず3月中とかにしてくれたら分散されないかなって思った小春日和の1日でした🍪

 

 

【お題】腹式呼吸を続けてみる

これまで気づかないふりをしてきたのだけど、お腹が少し出てきた気がする。

 

乗り気ではないけどマラソンを始めてみた。自分でもびっくりするくらい、きっちりと三日坊主に終わった。

 

これはいかん。

簡単なことから始めよう。

とにかく簡単にできることだ。

ラソンですらハードルが高いのだ。

家で出来ることがいい。

 

10年以上も前の話だが、ローカルテレビのアナウンサーをやってる知り合いが「腹式呼吸を毎日やれば筋トレなんていらない」と言っていたのを思い出した。

 

腹式呼吸のやり方はこんな感じ.

 

◯まずゆったりと座る

(仰向けパターンもある)

◯背中はまっすぐ

◯口も鼻も閉じる

◯鼻からゆっくり息を吸う

◯お腹が膨らむように意識

◯お腹がいい感じに膨らんだら口を少しずつ開けて、ゆっくりと息を吐く

◯お腹が沈むように意識

◯30秒くらいかけてゆっくり吐く

◯腹筋を鍛えてるんだという意識で吐く

◯これを何回か繰り返す

 

ただ、調べていくうちに、腹式呼吸にはリラックスや免疫力アップ、横隔膜強化には効果がありそうだけど、ぼくみたいにお腹をへっこめたい人にとって本当に効果があるのかはちょっと謎な気がした。

 

何ごともまずは疑ってみる自分の性格が嫌になる。

 

あまり疑いすぎてもアレなので、とりあえず騙されたと思って続けてみようと思っている。そんな今日この頃です。

 

 

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」

【サッカー】少年サッカー観戦記21/たかがサッカーなのに

12月とは思えないほどの温かい1日

 

2023.12

 

2023年の冬休み。息子が所属するチームは何かのめぐり合わせで急遽全国大会に出場することになった。全国大会と言っても予選に参加したの約200チーム。そこまで大きな大会ではない。とは言え、子どもたちにとっては嬉しいサプライズ。2泊3日の遠征も組まれた。忙しい年の瀬。すべての試合を観戦することはできなかったけど最終日は会場に行くことにした。

 

この日は、3試合が行われた。前日の予選リーグで2敗したため既に決勝トーナメント進出は叶わない状況。それでもはじめての全国大会。子どもたちのモチベーションはかなり高まっていたように見えた。

 

でも、試合内容はほとんど覚えていない。チームもボロボロで何一ついいとこがないようにすら感じた。他チーム同士の決勝戦を観ると小学生とは思えないほどのクオリティ。世界は広いと素人ながら実感した。

 

この日の息子はめちゃくちゃ精細を欠いていた。というか、最近ずっと調子が悪いように見える。メンタルの問題のようだ。ちょくちょく話を聞いてみたけど、反抗期に差し掛かっていることも影響してかハッキリとしたことはわからない。親としては心配だけど、何をすればいいかわからない。小学6年生。多感な時期なのだろうか。

 

去年の9月の終わりくらいに「小学校卒業したらサッカーどうするよ問題」が発生して以降、何やら様子がおかしい。一般的には卒業後の選択肢は3つ。①クラブチーム②学校の部活③サッカーを辞める。

 

どうしたいか息子に聞いてみたけどいまいち明確な答えがない。サッカー未経験の僕にはよくわからないけど、周りの人に聞いてみると、本気でサッカーに取り組むなら①で、そこそこサッカーしたいなら②というイメージだ。上手な子たちは学校の部活にも籍を置きながら、クラブチームを主戦場にすることが多い。

 

息子が何を悩んでいるのか分からない。ゴリゴリやりたいなら①でいいじゃんと思った。もしかしてサッカー辞めたいのかなと思ってさりげに聞いてみたけど、どうやらそれはない。サッカーは当然やめない。けど、①か②か決められない。クラブチームは定員に達すると募集終了なので、そろそろ決断しないといけない。とりあえず体験会とかに参加してみればと勧めてみるもいまいち乗り気じゃない。

 

なぜ?サッカー続けるなら決めればいいだけなのに。親としてもどうしていいか分からない。それでも周りの子達の進路はどんどん決まっていくしクラブチームの募集も終了していく。

 

油断していた。

たかがサッカーと思って油断していた。

これは進路の問題だったのだ。

 

とにかく息子と話すしかない。

煮えきらない態度にイライラもした。

親としては子供が納得するようにしたいだけなのに。

率直な気持ちを教えてくれればいいだけなのに。

 

モヤモヤする時間が続いた。

たかがサッカーと油断していた。

これは息子と真正面から向き合うために与えられた親の試練だったのだ。

 

10月も半ばに入った。進展はない。

ただ、何度目かの話し合いでぼくはようやく息子の気持ちが少し理解できた。

 

息子は進路のことで悩んでいたんじゃなかった。

ただ、いまのチームが終わりに近づいていることをさみしく思っていただけだった。

サッカーが好きである前に、ただただ今のチームが大好きなだけだった。

 

終わりに近づくチームをただ寂しく思っていただけなのに、周りの大人は、親すらも、卒業後のサッカーについて責めるように決断を迫ってくる。

 

たかがサッカーと思っているつもりで、進路がどうのとか、試練がどうのとか大きな問題にしていたのはぼくのほうだ。クラブチームの募集が締め切られたからと言って別にサッカーができなくなるわけではないのに。

 

進路について口を出すのはやめにした。この6年間、トレーニングマッチも含めてけっこうな頻度で試合観戦していたけど、数を減らした。

 

老眼みたいなもんで、近すぎると見えなくなるものもあるからだ。ちょっと寂しいけど、そっちのほうがきっと良い。決断をせかすより、息子が決断したことを全力でサポートするような親でありたいと思うから。

 

 

年の瀬。全国大会の帰り道。

 

「決勝戦のレベチぶりどう思った?」といじわるな質問をしたら、「まぁ、みんな俺よりちょっとだけ上手かったかな。」とコンビニで買ったポケカ開封しながら息子は言った。

 

いや、まじかこいつ。

盲目ってすごいな。

そんなことを思いながら2023年の少年サッカー観戦は終わった。

 

 

 

 

【サッカー】少年サッカー観戦記20/泣き虫ストライカー

午後にむかって雲が厚みを増していた。

 

2023.09

 

大会2日目。この日は最大で3試合。2試合勝てば県大会出場が決まる大切な1日だった。昨日の試合は最初から勝てる雰囲気があった。しかし、この日の1試合目は一言で言えば「互角」といった印象。とにかく点が入らない。観戦している保護者たちもハラハラピリピリしていた。

 

前半、息子の出場はなかった。でもわかっていた。出番は必ず、ある。これまでのどの大会でも、点がほしいときは必ず息子が呼ばれているのだ。限られた時間で点を獲る。小学6年生にして彼はけっこう困難なミッションに挑戦している。これって、すごくいい傾向だと思う。

 

予想通り、後半スタートと同時に息子が投入された。昨日は1点リードの状況だったが、今日はスコアレスの状況。負けたら即帰宅。ピリついた展開だ。息子の動きはおそらく良かった。素人目にも少しチームの雰囲気が変わったように感じた。結果的にこの試合唯一のゴールを奪ったのは彼ではなかったが、チームは接戦をものにした。これはでかい。あと1勝で県大会出場が決まる。

 

この日は午後から雨の予報だったこともあり、2試合目は30分マキで始まった。白かった雲が少しずつ灰色に染まっていた。この試合も息子はベンチスタートだ。

 

チームは前半のいい時間に先制点を奪った。力の差はそこまでない。「なんとなくいけるぞ」という雰囲気が保護者席には漂っていた。実際攻め込むシーンが多かった。組織的に機能していたのは相手チームだが、個の力では明らかに勝っていた。

 

しかし、追加点が決まらない。後半に入っても再三攻め込むもののシュートまで行けない。選手たちの疲労の色が濃い。涼しくはなってきたけれど、依然として残暑が厳しい。試合終了が近づくにつれ「守れば勝てる」的な空気がピッチ場に漂っていたように感じた。嫌な流れだ。

 

そんな中、残り時間5分で息子が投入された。交代の意図は明確だ。1点奪って試合を決めろ!県大会出場をもぎ獲って来い!彼の投入は「攻めろ」というメッセージでしかない。

 

この場面で1点穫ればヒーローになれる。ここ数ヶ月、息子とよく話し合ってきた。大事な試合の終了間際。自分のゴールでチームを救う。10ヶ月前、5年生の大会の中でも一番重要な試合で、同じような場面があった。その時は、息子に決定的なチャンスが巡ってきたが、わずかに枠を外してしまった。あの試合のことを息子はたまに思い出すらしい。その時も途中出場だった。限られた時間で結果を出すのはプロでも難しい。試合後、そんな風にコーチに慰められたのを覚えている。

 

yuiyasu.hatenadiary.com

 

 

あの時のリベンジだ。息子もきっとそう思っていたにちがいない。いちばん重要な場面でゴールが穫れる選手になりたい。彼は生粋のストライカーなのだ。

 

でも、現実はシナリオ通りには行かない。

 

息子が投入されてすぐ。まずは味方のキーパーが負傷退場となった。これが布石だったのだろうか。その数分後に相手チームのスーパーゴールが決まり、試合は土壇場で振り出しに戻る。センターライン近くからの超ロングシュート。キーパー退場後の出来事。あれが決まるのはアンラッキーとしか言えない。息子は最後まで果敢にゴールを狙った。迫力はあった。が、決定機はつくれなかった。

 

そして、PK戦の末、息子のチームはまたあと一歩のところで県大会出場を逃した。5年生のあの試合と同じような展開だった。

 

ピッチ上で泣き崩れる息子を見たのは、これで何回目だろう。

人一倍泣き虫なので、彼はよく泣く。

成長を感じたのは、PKを外した仲間のところに真っ先に駆け寄ったこと。

その子の肩を抱えながら、いっしょに泣いていたこと。

 

帰りは選手も保護者もお通夜のような雰囲気だった。

みんな下を向いていた。涙が止まらない子もいた。

ただ、それから1時間も経たないうちに、みんな笑顔で追いかけっ子をしていた。

子どもの回復は、早い。

 

息子にいたっては、友達といっしょに回転寿司を食べるんだ!

と保育園児バリの駄々を捏ねまくっていた。

なかなかOKが出ないと終いには、

敗退が決まった瞬間と同じくらいの勢いで泣き崩れていた。

この世の終わりみたいな顔をしていた。

 

人一倍泣き虫な彼は、すぐ泣くのだ。