禁煙開始から4ヶ月が経過している。これは快挙だ。自分革命だ。もう無理だと思っていた。これまで色んな方法を試したけど、1ヶ月ともたなかった。
「タバコミュニケーション」という言葉を武器に散々自分を甘やかせてきた。実際、ビジネスシーンでは役立ったのも事実。職場の上司や同僚、時にはお客さんとも喫煙室で親交を深めた。これも仕事の一環だと自分に言い聞かせていた。
そんなわけない。百害あって一理無し！
禁煙が続いているポイントは3つある。
①電子タバコを叩き壊した。
壊したというか折った。積年の怨みを込めてポッキリいってやった。昔、彼女に浮気を疑われてガラケーを折られた時のことを思い出した。
②周囲に禁煙宣言をした。
「まだタバコなんて吸ってんすか？」みたいな雰囲気で必要以上の煽り顔で宣言した。もう後にはひけないのだ。
③浮いたタバコ代で好きなものを爆買いする。
これまで530円×30日＝15900円を煙と共に大気中に撒き散らかしていたかと思うと恐ろしい。この4ヶ月は意識的に好きなものを買って、自分の脳に禁煙のメリットを刷り込んだ。
特に③がでかい。ぼくの場合はすべて趣味の釣りに使えるのだ。どんどん装備が充実していく。
禁煙の先に見えるもの。それは青く広がる母なる海。煙の先には見えなかった景色だ。
