気温が18度を下回ると鍋の食卓出現率が高まる。
そんなデータがあるらしい。
僕は季節の変わり目を見極めるのが苦手で、
毎年必ずこの時期に体調を崩す。
小さい頃からオカンにはきつく言われていた。
「季節の変わり目に注意しろ!特に10月だ!」
小学生の時は10月に休むことが多かったのだ。
「だって、急に寒くなるやん。」
「そんなん、毎年わかってることやん。」
そんなやり取りを毎年オカンと繰り広げていた。
だいたいいつから急に寒くなるのか。
めっちゃ考えた。
合図がほしい。
めっちゃ考えた。
気づいた。
食卓に親父の好物だった水炊きが出たら、
もうそれはけっこう寒い合図。
水炊きが出たら着込むことにした。
おかげで中学・高校は10月に休むことはなかった。
でも、高校卒業後に実家を出たら合図がなくなった。
大学生の頃は再び10月に休むことが多くなった。
最近にいたっては、夏の次に冬が来る!
気温がおかしな感じになってきている。
明確な合図はない。
ますます体調管理が難しいのだ。
本日、ぼくが住む街は18度を下回り、
気づいたらめっちゃ寒かった。
やっぱり合図はないな…と思っていたら、
妻が鍋を作った。
水炊きではない。
キムチ鍋だ。
とにかく、あのデータはガチだ。
きっとオカンも体感で18度を感じ取り、
水炊きを作っていたに違いない。
これからは、肌感で18度を感じ取る能力が必要なのだ。
とりあえず今日は着込んで寝る。
今週のお題「急に寒いやん」