息子が新しいボールを買ったのは昨年の秋。デザインと安さで某人気メーカーのカッコいいボールをチョイスして使っていたところ、先日コーチから「そのボールはオモチャみたいなものだ」と指摘されたらしい。
正直、ボールなんてどれもいっしょだろ?日本人は道具にこだわりすぎじゃね?メーカーの販売戦略にハマってね?くらいにぼくは思っていた。
でも息子があまりにも必死にねだるので、買ったばかりではあるけどまた新しいボールを買うことにした。最近ものすごく熱心に練習しているからモチベーションを下げたくなかったのだ。
小学生のボールについていろいろ調べた結果と、息子のよく分からないこだわり、そして懐事情をかけ合わせて最終的に購入したボールがこちら!
モルテン ヴァンタッジオ3000 4号球
以下、今回のサッカーボールの選定ポイントを整理した。
大きさは4号球
●サッカーボールには3号/4号/5号の3種類のサイズがある。
●園児~低学年は3号、小学高学年は4号、中学以上は5号。
●試合用の4号サイズはJFA(日本サッカー協会)が定める規格。
●先んじて5号を選ぶのは怪我の原因にもなるのでやめたほうがいい。
●1号や2号のボールもリフティングなどの練習用に使うこともある。
●小さいボールは芯が狭いのでボールコントロールの練習に向いている。
検定球であることがマスト
●公式試合は検定球を使用するので検定マーク入りのボールを買うのがベター。
●規格を満たしているボールには検定マークが入っている。
●検定球は2種類ある。
●JFA(日本サッカー協会)の規格を満たしているJFA検定球。
●FIFA(国際サッカー連盟)の厳しい規格をクリアした国際公認球。
●国際公認球にはFIFA Quality PROとFIFA Qualityの2種類がある。
●検定球ではないボールをレプリカと呼ぶ。
素材は人工皮革
●ボールの素材は天然皮革/人工皮革/合成皮革/ゴム/EVAなどがある。
●本格的なボールは天然皮革や人工皮革を使うが、高価なことが多い。
●さらに「芝用素材」と「土用素材」がある。
●芝用のラテックスチューブは伸縮性に優れ、弾みやすい。
●土用のブチルチューブは衝撃に強く耐久性が高い。
●芝と土兼用のボールはない。
●息子は芝と土どっちも使うから気にしないことにした。
製法(縫い目)は手縫い
●製法は熱接合/手縫い/ハイブリッド/機械縫いなどがある。
●試合用は熱接合か手縫いだが高価。
●一般的なのが手縫いで、縫い目が開きにくく耐久性が高い。
●手縫いはコスパが良い。
デザインは他の子と被らないように
●息子独自のこだわりとして「他の子と被らないデザイン」というポイントを考慮。
●息子のチームにはモルテンのペレーダを使っている子が多いらしい。
●もはやチームではペレーダ1択な状況。
●ペレーダのカラバリはすべて誰かが使っている。
●本当はペレーダが良いけど他の子と被りたくはない。
●なのでモルテンの他のボールを選択することにして上記ヴァンタッジオに決定。
●ただヴァンタッジオの最新シリーズ5000番は白しかない。
●白は嫌なのでカラバリ豊富な3000番に決定。
色はイエロー×グリーンをチョイスした。
息子のチームはユニフォームも全身黄色なので黄色大好きな子供みたいに見えるのがちょっと気になったけど、当人はえらく気に入ったようなので指摘するのはやめた。
ちなみに、ヴァンタッジオはイタリア語で「アドバンテージ」の意味らしい。息子もこのボールにあやかって、強みや長所を伸ばして、良い選手になって欲しいと思った。