【お題】SFと言えば『マーズ・アタック!』
調べてみると、今から30年以上も昔の作品でした。
ぼくが観たのは確か中学生の頃。
当時、『シザーハンズ』という映画にハマっていて、主演のジョニー・デップとウィノナ・ライダー、そして監督のティム・バートンの作品は全部観てやろうと、鼻息荒くTSUTAYAに通っていたのを思い出します。
その時に観たティム・バートン作品のひとつがこれ。
SFコメディ『マーズ・アタック!』
SFを語りませんか?というお題を目にして真っ先に思い浮かんだ作品です。
当時のぼくには衝撃的な作品で、いまだに大好きです。
大金を使って、ハリウッドのビッグネームを揃えて、多くの人を巻き込んで、壮大なスケールでふざけてやろう。
個人的には、そんな意気込みを感じました。
カッコイイ人が、カッコイイ服を着て、カッコイイ台詞を言うみたいのが、おもしろい映画と思っていたぼくに、「いや、そういうことでもないんだな~」と教えてくれた作品です。
あの頃に観たカッコイイだけの映画はほとんど忘れたけど、このくだらないSFコメディは鮮明に覚えています。
特に印象に残っているのは、あの俳優をこんな使い方するのかーという驚きと、肩の力を抜き過ぎたにもほどがあるオチの衝撃。
真面目にふざけた、くだらないけど面白い映画。
そんな作品だとぼくは思ってます。
今週のお題「SFといえば」